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裏話

アダルト系サプリの販売実験としてアダルトサイトを立ち上げた話

はじめに:アダルト系サプリ販売の難しさ

近年、健康食品やサプリ市場は右肩上がりで拡大しています。しかし、その中でも「アダルト系サプリ」──いわゆる精力増強や増大サプリなど性に関わるジャンルの商品は、一般的な広告展開が極めて難しい分野です。理由は大きく2つあります。

 

薬機法(旧薬事法)の規制

 効果効能の表現に厳しい制限があり、ちょっとでも「改善する」「効く」といった言葉を使えば即アウト。サプリの販売ページや広告文章は慎重なライティングが求められます。

 

アダルト商材特有の広告規制

 Google広告やFacebook広告などの大手プラットフォームでは、アダルトやそれに準ずる商品は原則として出稿不可。一般的なEC商品と違い、正攻法でのプロモーションはほぼ塞がれています。

 

広告プラットフォームによっては「BIG」でも引っかかるとのことです。厳しい。

つまり、「商品を売りたいのに、広告を打てない」という二重苦に直面するのです。そこで今回は「実験を兼ねて、自分でアダルトサイトを構築してみる」というアプローチを取りました。
あくまで個人の実験

サイト構築の方針と環境選定

国内サーバーはNG、海外サーバーで構築

記事を大量に作っていく、且つスピード感を持って、となると、やはりWordPressが現実的。
しかし、国内WordPressサーバーは軒並みアダルト系がNG。 VPSならOKのところもあるかもしれませんが、今回はカラフルボックスにしました。なぜ?というほどの理由はありませんが、金額面、お試し期間があったことと、WP CLIが基本で使えることでしょうか。

 

オリジナルテーマ構築

 

ほとんどは商品のサムネイルになるので、基本的にデザインがどうとか、あまり考えず3時間程度で公開しました。

トップ、一覧、関連ページ、それぞれをハッシュタグで繋げる感じ

 

ASP(アフィリエイト)の登録

収益化もありますが、記事を引っ張ってくるためにも国内大手のアダルト系ASPに登録。具体的には以下3つです。

FANZA(旧DMM.R18)

 最大手。動画・グッズ・同人系まで幅広い。公式APIが提供されているのが大きな特徴で、大量の商品データ取得に最適。

 

MGS(現在はMGS動画・シネマ)

 FANZAでは扱っていない専売作品も多く、差別化できる。APIはなく、スクレイピング必須

 

FC2コンテンツマーケット

 個人クリエイターが出品する形式で、 niche な作品が豊富。こちらもスクレイピングや手動登録で対応。

FC2はスクレイピングが18禁で都度止まるので、走り出しはスルーしています。

 

技術的な構築ステップ

1. データ取得

  • FANZA → APIで商品データを一括取得。ジャンル・女優・シリーズなどの詳細データも取れるため、データベース設計に有利。https://affiliate.dmm.com/api/ 登録にハードはない印象サイトが存在して、いくつか記事があれば通過すると思います。

  • MGS → APIがないため、クローラー(スクレイピング)を作成。

  • FC2 前述しましたが、ちょっと詰まったので、とりあえず放置

 

2. 記事インデックスの大量投入

立ち上げから2週間、テスト的に FANZAとMGSの記事インデックスを約8000記事投入

1記事あたりは「商品詳細ページ」形式で、サムネイル・サンプル画像・タイトル・説明文・出演者・関連タグを整備。

 

 

3. サイトの構造設計

  • 詳細ページ:商品情報+アフィリエイトリンク

  • 一覧ページ:ジャンル別・女優別・新着順

  • フッター:女優名タグを一括設置(クロールしやすく、内部リンクを強化)

SEOを意識して、内部リンク導線を最初から最適化。特に女優名タグは検索流入と回遊性を高めるために有効でした。

 

サイト運営2週間

サーチコンソールでの動き

記事投入から数千ページがインデックスされ始め、およそ3000記事を超えたあたりから平均掲載順位が10位台に到達。

つまり「検索結果1ページ目に表示され始めた」状態です。

まだオーガニックでの流入がようやく50%近くまできました。

 

まとめと今後

どんなオウンドメディアでもまずはインデックス。
何がなんでも数あることが重要、それがユーザーにとって知りたい情報であればいう事ない。
大量投入が済んだら、あとはサイト内での検索性の向上。ただ難しいのは、それならそれで公式サイトに行けばいいだけの話なので、独自コンテンツを投入していくことも重要かと思います。そのあたりはサーチコンソールでの検索が有益。

あと、立ち上げ当初は海外からのアクセスが多かったので、英語版、中国語版を自動生成できれば、スケールする可能性があるのでは?とも。
その辺りの続編は、また後日ご紹介します。

オウンドメディアの構築なども、ご相談ありましたら、ぜひお問い合わせください。

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